論 文Papers

WORKSHOP (DOMESTIC)

ビデオチャットにおいて擬似的な運動視差付き映像が及ぼす影響の評価

川路 崇博(大月短期大学), 平岡 勇作(和歌山大学), 坂本 竜基

情報処理学会グループウェアとネットワーク研究会, 2013/5, Vol. 2013-GN-88, No. 2. pp.1-7

Category:

画像処理 (Image Processing) 次世代UI・インタラクション (HCI)

Abstract:
音声と映像を介したコミュニケーションにおいて,閲覧者の視点の動きに即した運動視差を映像に適用するとテレプレゼンスが増強されるという研究結果が報告されている.中でも視点の前後方向の動きに同調して,対話相手のビデオカメラを物理的に数メートル前後させるシステムは著名であるが,必要なクリアランスの問題から一般的なデスクトップPC の環境には適用できない.これに対し,通常のカメラの代わりに深度センサ付きカメラを代替品とすることで,閲覧者の視点位置の検出および,対話相手の映像を擬似的な運動視差付き映像に変換するシステムが提案されている.しかし,その変換された映像は,深度センサの性質に起因する見え方に不自然な部分を伴う場合がある.本稿は,この完全ではない運動視差付きの映像がテレプレゼンスに及ぼす影響を被験者実験で明らかにすることで,通常のデスクトップPC 環境への適用可能性を議論する.実験の結果,このような擬似的な運動視差はテレプレゼンスを増強することが明らかになった。
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ビデオチャットにおいて擬似的な運動視差付き映像が及ぼす影響の評価(PDF 21,091KB)