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ワークショップ (国内) Copernican-Touch: タッチサーフェスを指へ向けて接触させる動作を用いたタッチ入力拡張手法

池松 香(お茶の水女子大学、日本学術振興会)、山中 祥太坪内 孝太、椎尾 一郎(お茶の水女子大学)

第26回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ (WISS 2018)

2018.10.26

本論文では,スマートフォンおよびスマートウォッチにおいて, 通常のタッチ入力動作とは対称的な, ``デバイス側を指に向けて移動させる動作''によりデバイス画面と指を接触させ, タッチ入力を拡張する手法``Copernican-Touch''を提案する. 本手法はタッチ入力発生直前(500ms)までのデバイスの動きによる, 加速度センサおよびジャイロセンサ等の値を用い, タッチした直後に待機時間なく対応するコマンドを実行することが可能とする. 本論文では,提案手法実現のための初期的な調査を行い,機械学習により スマートフォン・スマートウォッチ共に86\%の識別精度を示した. また,提案手法のタッチ入力により画面上の特定の位置を正確に指示することが困難であるなどのユーザフィードバックを参考に, 実現可能なアプリケーションについて議論する.

Paper : Copernican-Touch: タッチサーフェスを指へ向けて接触させる動作を用いたタッチ入力拡張手法 (外部サイト)